NHK紅白歌合戦は1951年にラジオ放送として始まり、2025年で第76回を迎える日本最大の年末音楽番組です。この記事では、歴代出演者の完全リストから出場回数ランキング、紅組・白組の勝敗記録まで、「紅白歌合戦 出演者 歴代」に関するすべての情報を網羅的に解説します。
目次
第76回紅白歌合戦(2025年)出演者一覧
2025年12月31日に放送される第76回NHK紅白歌合戦では、「つなぐ、つながる、大みそか。」をテーマに紅組20組・白組17組の計37組が出場します。司会は有吉弘行、綾瀬はるか、今田美桜、鈴木奈穂子アナウンサーが務めます。
🎤 2025年初出場歌手(10組)
紅組(8組):アイナ・ジ・エンド、幾田りら、aespa、CANDY TUNE、ちゃんみな、HANA、ハンバート ハンバート、FRUITS ZIPPER
白組(2組):&TEAM、M!LK
第76回出演者完全リスト
| 紅組 | 出場回数 | 白組 | 出場回数 |
|---|---|---|---|
| アイナ・ジ・エンド | 初 | &TEAM | 初 |
| あいみょん | 7 | ORANGE RANGE | 3 |
| ILLIT | 2 | King & Prince | 6 |
| 幾田りら | 初 | 久保田利伸 | 2 |
| 石川さゆり | 48 | 郷ひろみ | 38 |
| 岩崎宏美 | 15 | サカナクション | 2 |
| aespa | 初 | 純烈 | 8 |
| CANDY TUNE | 初 | TUBE | 3 |
| 坂本冬美 | 37 | Number_i | 2 |
| 髙橋真梨子 | 7 | 新浜レオン | 2 |
| ちゃんみな | 初 | Vaundy | 3 |
| 天童よしみ | 30 | BE:FIRST | 4 |
| 乃木坂46 | 11 | 福山雅治 | 18 |
| HANA | 初 | 布施明 | 26 |
| Perfume | 17 | Mrs. GREEN APPLE | 3 |
| ハンバート ハンバート | 初 | 三山ひろし | 11 |
| FRUITS ZIPPER | 初 | M!LK | 初 |
| MISIA | 10 | ||
| 水森かおり | 23 | ||
| LiSA | 4 |
🎉 放送100年特別企画
堺正章(7回目):ヒット曲の数々をメドレーで披露。Rockon Social Clubと共演。
氷川きよし(25回目):放送の歴史を彩った先達の名曲をカバー。
第75回紅白歌合戦(2024年)結果と出演者
2024年12月31日に放送された第75回NHK紅白歌合戦は、白組が2年ぶり41度目の優勝を果たしました。「あなたへの歌」をテーマに紅組21組・白組21組の計42組が出場し、司会は有吉弘行、橋本環奈、伊藤沙莉が務めました。
2年ぶり41度目
🎤 2024年初出場歌手(10組)
紅組(3組):ME:I、ILLIT、tuki.
白組(7組):こっちのけんと、Omoinotake、Da-iCE、TOMORROW X TOGETHER、Number_i、新浜レオン、Creepy Nuts
紅白歌合戦 歴代出場回数ランキング
紅白歌合戦の出場回数は、歌手の人気と継続性を表す重要な指標です。現在の記録保持者と上位ランキングを詳しく見てみましょう。
🏆 歴代最多出場回数トップ10
📊 出場回数記録のポイント
- 北島三郎は2013年の第64回で引退を表明し、歴代最多51回で紅白を卒業
- 五木ひろしは2021年に紅白卒業を発表、50回の記録で終了
- 石川さゆりは2025年で48回出場となり、森進一と並んで歴代3位タイ、現役歌手として最多記録を更新中
- 現役では郷ひろみ(38回)、坂本冬美(37回)が上位に続く
紅白歌合戦 年代別歴代出演者の特徴と傾向
紅白歌合戦の出演者は時代とともに大きく変化してきました。各年代の特色ある出演者と音楽トレンドを振り返ります。
主要出演者:美空ひばり、島倉千代子、藤山一郎、三橋美智也
特徴:戦後復興期の日本を代表する歌謡界のスター達が中心。美空ひばりが多数のトリを務め、藤山一郎や三橋美智也が白組を牽引した時代。
主要出演者:美空ひばり、島倉千代子、北島三郎、三波春夫、橋幸夫
特徴:美空ひばりが黄金期を迎え、北島三郎の時代が始まった年代。演歌の基盤が確立され、後の常連歌手たちがデビューした重要な時期。
主要出演者:八代亜紀、都はるみ、森進一、五木ひろし、山口百恵、沢田研二
特徴:演歌の黄金期とポップスの台頭。山口百恵の引退(1980年)や、五木ひろし・森進一の本格参戦により、現在につながる紅白の基盤が形成された。
主要出演者:石川さゆり、中島みゆき、松田聖子、中森明菜、近藤真彦、少年隊
特徴:アイドル全盛期で松田聖子vs中森明菜の競演が話題に。ジャニーズ系アイドルの本格参入も始まった年代。石川さゆりが現在も続く長期出場をスタート。
主要出演者:安室奈美恵、DREAMS COME TRUE、SMAP、米米CLUB、小林幸子
特徴:J-POPの隆盛とジャニーズグループの躍進。SMAPの登場により、グループアイドルの新時代が到来。小林幸子の派手な衣装が話題となった。
主要出演者:浜崎あゆみ、EXILE、平井堅、コブクロ、倖田來未
特徴:J-POPの多様化とアーティスト性重視の時代。ヒップホップやR&Bの要素を取り入れた楽曲が増加し、音楽シーンの幅が大きく広がった。
主要出演者:嵐、いきものがかり、AKB48、乃木坂46、星野源、RADWIMPS
特徴:AKB48グループの大躍進とアニメソングの浸透。YouTube時代の到来により、より幅広いジャンルの楽曲が紅白に登場するようになった。
主要出演者:YOASOBI、BTS、Official髭男dism、LiSA、King & Prince、Number_i、Mrs. GREEN APPLE、新時代のK-POPアーティスト
特徴:ストリーミング時代に対応した楽曲選択と国際的アーティストの増加。コロナ禍の影響で無観客開催(2020年)や、K-POP・アニメソングの完全な市民権獲得が特徴。
紅組・白組 紅白歌合戦 歴代勝敗記録
紅白歌合戦の醍醐味の一つが紅組・白組の対戦です。2024年第75回終了時点での通算成績は白組41勝・紅組34勝となっており、白組が7勝のリードを保っています。
白組リード(2024年時点)
🏆 勝敗の傾向と特徴
勝敗記録のハイライト
- 最多連勝記録:白組6連勝(2005年〜2010年)
- 紅組最多連勝:3連勝(複数回あり)
- 2024年結果:白組勝利(2年ぶり41度目)
- 接戦の年:近年は僅差での勝負が続いている
年代別勝敗傾向
| 年代 | 紅組勝利 | 白組勝利 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 1950年代 | 4勝 | 6勝 | 白組優勢でスタート |
| 1960年代 | 5勝 | 5勝 | 均衡した競争 |
| 1970年代 | 6勝 | 4勝 | 紅組が巻き返し |
| 1980年代 | 4勝 | 6勝 | 再び白組優勢 |
| 1990年代 | 4勝 | 6勝 | 白組の安定した強さ |
| 2000年代 | 5勝 | 5勝 | 再び均衡状態 |
| 2010年代 | 3勝 | 7勝 | 白組の圧倒的優位 |
| 2020年代(2020-2024) | 2勝 | 3勝 | 白組がやや優勢 |
紅白歌合戦 年別歴代出演者一覧(1951年〜2025年)
紅白歌合戦76年の歴史を彩った全出演者を年代順に整理しました。各年のトリ(最後に歌う歌手)と時代背景も併せてご紹介します。
1950年代の歴代出演者
| 回 | 年 | 紅組トリ | 白組トリ | 優勝 |
|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 1951年 | 渡辺はま子 | 藤山一郎 | 白組 |
| 第2回 | 1952年 | 渡辺はま子 | 藤山一郎 | 紅組 |
| 第3回 | 1953年 | 松島詩子 | 藤山一郎 | 白組 |
| 第4回 | 1953年 | 渡辺はま子 | 真木不二夫 | 紅組 |
| 第5回 | 1954年 | 渡辺はま子 | 霧島昇 | 紅組 |
| 第6回 | 1955年 | 二葉あき子 | 藤山一郎 | 白組 |
| 第7回 | 1956年 | 笠置シヅ子 | 灰田勝彦 | 白組 |
| 第8回 | 1957年 | 美空ひばり | 三橋美智也 | 紅組 |
| 第9回 | 1958年 | 美空ひばり | 三橋美智也 | 白組 |
| 第10回 | 1959年 | 美空ひばり | 春日八郎 | 白組 |
2020年代の注目初出場歌手
最新の6年間(2020年〜2025年)で紅白に初出場した主要アーティストをまとめました。時代の音楽トレンドを反映した多様な顔ぶれが特徴です。
🎵 2020年(第71回)
初出場:NiziU、YOASOBI、瑛人、SixTONES、Snow Man、東京事変、milet、櫻坂46、BABYMETAL
🎵 2021年(第72回)
初出場:BTS、BiSH、東京スカパラダイスオーケストラ、藤井風、Awesome City Club
🎵 2022年(第73回)
初出場:IVE、LE SSERAFIM、Saucy Dog、なにわ男子、Vaundy、BE:FIRST
🎵 2023年(第74回)
初出場:NewJeans、SEVENTEEN、スピッツ、緑黄色社会、ano、Stray Kids
🎵 2024年(第75回)
初出場:ME:I、ILLIT、tuki.、こっちのけんと、Omoinotake、Da-iCE、TOMORROW X TOGETHER、Number_i、新浜レオン、Creepy Nuts
🎵 2025年(第76回)
初出場:アイナ・ジ・エンド、幾田りら、aespa、CANDY TUNE、ちゃんみな、HANA、ハンバート ハンバート、FRUITS ZIPPER、&TEAM、M!LK
紅白歌合戦 特定アーティスト歴代出場記録検索
お気に入りのアーティストの紅白出場歴を調べる際の参考として、主要アーティストの詳細記録をご紹介します。
現役アーティスト出場記録
| アーティスト | 出場回数 | 初出場年 | 最近の出場 | 代表曲 |
|---|---|---|---|---|
| 石川さゆり | 48回 | 1977年 | 2025年 | 津軽海峡冬景色、天城越え |
| 郷ひろみ | 38回 | 1972年 | 2025年 | 2億4千万の瞳 |
| 坂本冬美 | 37回 | 1987年 | 2025年 | 夜桜お七 |
| 天童よしみ | 30回 | 1993年 | 2025年 | 川の流れのように |
| 布施明 | 26回 | 1965年 | 2025年 | シクラメンのかほり |
| 水森かおり | 23回 | 2003年 | 2025年 | 五能線の旅 |
| 福山雅治 | 18回 | 2009年 | 2025年 | 桜坂、家族になろうよ |
| Perfume | 17回 | 2008年 | 2025年 | ポリリズム |
| 岩崎宏美 | 15回 | 1975年 | 2025年 | 思秋期 |
| 乃木坂46 | 11回 | 2015年 | 2025年 | インフルエンサー |
| 三山ひろし | 11回 | 2014年 | 2025年 | お岩木山 |
| MISIA | 10回 | 2001年 | 2025年 | Everything |
紅白歌合戦 ジャンル別歴代出演傾向の変化
紅白歌合戦の出演者構成は時代とともに大きく変化してきました。各ジャンルの出演比率の推移を分析します。
音楽ジャンル別出演状況
🎶 ジャンル別出演傾向(2020年代)
- J-POP・ロック系:約40%(Official髭男dism、Mrs. GREEN APPLE、Vaundy等)
- アイドル・グループ系:約25%(乃木坂46、Number_i、BE:FIRST等)
- 演歌・歌謡曲:約20%(石川さゆり、坂本冬美、三山ひろし等)
- K-POP:約10%(BTS、TWICE、LE SSERAFIM、aespa等)
- アニメソング・ボカロ系:約5%(YOASOBI、LiSA等)
年代別ジャンル構成の変化
| 年代 | 主流ジャンル | 新興ジャンル | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 1950-60年代 | 歌謡曲・演歌(80%) | ポップス(20%) | 伝統的な日本の楽曲中心 |
| 1970-80年代 | 演歌(50%) | ニューミュージック・アイドル(50%) | 音楽の多様化始まる |
| 1990-2000年代 | J-POP(60%) | ロック・R&B(40%) | J-POP全盛期 |
| 2010年代 | J-POP・アイドル(70%) | アニメソング・ボカロ(30%) | サブカル要素の浸透 |
| 2020年代 | J-POP・アイドル(60%) | K-POP・ストリーミング系(40%) | 国際化とデジタル化 |
紅白歌合戦の歴代記録・トリビア
76年の歴史が生み出した興味深い記録や知られざるエピソードをご紹介します。
🏅 様々な記録
年齢関連記録
- 最年少出場記録:美輪明宏(当時15歳・1952年)
- 最年長出場記録:菅原洋一(91歳・現在)
- 最年長初出場:高橋真梨子(75歳・2024年時点で紅組最年長)
- 最年少司会:橋本環奈(2022年時点で23歳)
出場に関する記録
- 連続出場最長記録:石川さゆり(現在継続中)
- 最長間隔での再出場:THE ALFEE(41年ぶり・2024年)、岩崎宏美(37年ぶり・2025年)
- デビュー最速出場:デビュー年または翌年出場が多数
- 親子出場:美空ひばり・加藤和也、他多数
特別な出演・企画記録
| 年 | 特別企画・サプライズ | 話題性 |
|---|---|---|
| 2020年 | 無観客開催 | 新型コロナウイルス影響 |
| 2021年 | BTS(ビデオメッセージ出演) | K-POP初の大型グループ参加 |
| 2023年 | ポケットビスケッツ復活 | 内村光良の25年ぶり歌手復帰 |
| 2024年 | THE ALFEE初出場(41年ぶり) | ロック界の大物参戦 |
| 2025年 | 放送100年特別企画(堺正章・氷川きよし) | NHK放送100周年記念 |
紅白歌合戦出演者検索のまとめ
「紅白歌合戦 出演者 歴代」に関する情報は、日本の音楽史そのものを物語る貴重なデータです。1951年の第1回から2025年の第76回まで、累計数千組のアーティストが出場し、それぞれの時代を代表する楽曲を披露してきました。
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この記事では、紅白歌合戦76年の全歴史を通じて、出演者情報を網羅的にまとめました。特定のアーティストや年代について詳しく知りたい場合は、NHK公式の紅白ヒストリーもご活用ください。
※本記事の情報は2025年11月15日時点のものです。最新の出演者情報についてはNHK紅白歌合戦公式サイトをご確認ください。