イオンペイとWAONの違いがよくわからず、どちらを使えばいいか迷っていませんか?2025年6月26日にイオンペイとWAONは統合され、1つのアプリでコード決済とタッチ決済の両方が使えるようになりました。本記事では、両者の違いを徹底比較し、シーン別の最適な使い分け方法やお得なチャージ方法まで詳しく解説します。
イオンペイについてはこちらの記事をご覧ください
→「イオンペイ(AEON Pay)完全ガイド|使い方・チャージ方法・対応店舗を徹底解説」 イオンペイ(AEON Pay)とは何か?使い方やチャージ方法、使える店舗、キャンペーン情報を完全解説。初心者向けの登録方法から、WAON統合後の新機能、ポイント還元率、トラブル対処法まで2025年最新 ...
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【2025年】イオンペイ(AEON Pay)完全ガイド|使い方・チャージ方法・対応店舗を徹底解説
目次
イオンペイとWAONの基本的な違い
決済方式の違い
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イオンペイとWAONの最大の違いは、決済方式にあります。イオンペイはスマホ画面にバーコードやQRコードを表示して読み取ってもらう「コード決済」方式です。一方、WAONはスマートフォンや専用カードを決済端末にかざすだけで支払いが完了する「タッチ決済」方式を採用しています。
| 項目 | イオンペイ(コード決済) | WAON(タッチ決済) |
|---|---|---|
| 決済方式 | QRコード・バーコード決済 | 非接触型IC決済 |
| 支払い方法 | 画面提示またはスキャン | 端末にかざす |
| 決済速度 | やや時間がかかる | 瞬時に完了 |
| 通信環境 | 必要 | 不要(オフラインでも可) |
| 利用形態 | スマホアプリのみ | カード・スマホアプリ両方 |
2025年6月の統合で何が変わった?
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2025年6月26日、イオンペイとWAONは統合され、新しいAEON Payサービスがスタートしました。これにより、iAEONアプリまたはイオンウォレットアプリ1つで、コード決済とタッチ決済の両方が利用できるようになりました。
統合後の主な変更点
- 1つのアプリでコード決済とタッチ決済を切り替え可能
- イオンペイ残高とWAON残高の相互移行が可能に
- 利用可能店舗が大幅に拡大
- どちらの決済方式でもWAON POINTが貯まる
イオンペイとWAONのポイント還元率を徹底比較
基本還元率の違い
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イオンペイとWAONのポイント還元率には重要な違いがあります。どちらもWAON POINTが貯まりますが、利用条件によって還元率が変動します。
| 利用店舗 | イオンペイ(コード決済) | WAON(タッチ決済) |
|---|---|---|
| イオン系列店 | 1.0%(200円で2ポイント) | 1.0%(200円で2ポイント) ※会員登録必須 |
| イオン系列以外 | 0.5%(200円で1ポイント) | 0.5%(200円で1ポイント) |
| オートチャージ併用時 | - | 最大1.5% (チャージ0.5%+決済1.0%) |
WAONのオートチャージで還元率アップ
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WAONの大きなメリットは、イオンカードセレクトからのオートチャージで還元率を上げられる点です。Smart WAONウェブサイトで所有者情報を登録し、イオンカードセレクトでオートチャージ設定をすると、チャージ時に0.5%、決済時に1.0%の合計1.5%還元が実現します。
最大還元率を実現する方法
イオン系列店でWAONタッチ決済を使い、イオンカードセレクトでオートチャージ設定をすると、最大1.5%還元が可能です。これはイオンペイのコード決済(1.0%)を上回る還元率となります。
イオンペイとWAONのお得度で選ぶならどっち?シーン別比較
イオン系列店での利用
イオン、イオンスタイル、マックスバリュなどのイオン系列店で利用する場合、基本還元率はイオンペイもWAONも1.0%で同じです。ただし、WAONでイオンカードセレクトのオートチャージを利用すれば1.5%還元となるため、イオン系列店ではWAONタッチ決済が最もお得です。
イオン系列以外の店舗での利用
ローソン、ガスト、くら寿司などのイオン系列以外の店舗では、基本還元率は両者とも0.5%です。ただし、WAONはタッチ決済対応店舗に限定されるのに対し、イオンペイはコード決済対応店舗で使えるため、加盟店の多さではイオンペイが有利です。
毎月10日の「ありが10デー」活用術
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毎月10日の「ありが10デー」は、イオンペイのスマホ決済を使うと最大の恩恵が受けられます。イオン、イオンスタイル、ミニストップ、ウエルシアグループなどの対象店舗で、WAON POINTが基本の10倍(5.0%還元)になります。
ありが10デーのポイント還元率
- イオンペイのスマホ決済:200円で10ポイント(5.0%還元)
- WAONタッチ決済:200円で5ポイント(2.5%還元)
- イオンカード決済:200円で5ポイント(2.5%還元)
※2025年7月から新ルールが適用されています
毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」
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毎月20日と30日の「お客さま感謝デー」では、イオンペイのコード決済、WAONタッチ決済、イオンカード決済のいずれでも5%OFFになります。この日に関しては、決済方法による差はなく、どれを使っても同じです。
イオンペイとWAONのチャージ方法の違いを詳しく解説
イオンペイ(コード決済)のチャージ方法
イオンペイのコード決済用残高へのチャージ方法は以下の3つです。
1. イオンカードからチャージ
登録したイオンカードから、アプリ内で簡単にチャージできます。1,000円単位でチャージ可能で、上限は50,000円です。
2. 銀行口座からチャージ
登録した銀行口座から直接チャージできます。対応銀行はイオン銀行をはじめ、主要な銀行に対応しています。
3. 現金チャージ
イオン店舗に設置されている現金チャージ対応のチャージ機(WAONチャージャーLite)、またはイオン銀行ATMで現金チャージが可能です。1,000円単位でチャージでき、1回のチャージ上限は49,000円です。
WAON(タッチ決済)のチャージ方法
WAONタッチ決済用残高へのチャージ方法も、基本的にはイオンペイと同様です。加えて、イオンカードセレクトを使った「オートチャージ」が利用できる点が大きな特徴です。
オートチャージ設定で自動的にチャージ
イオンカードセレクトを持っている場合、WAON残高が設定金額を下回ると自動的にチャージされる「オートチャージ」機能が使えます。この機能を使うと、チャージ時にも0.5%分のWAON POINTが貯まり、決済時の1.0%と合わせて合計1.5%還元が実現します。
残高移行機能の活用方法
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2025年6月の統合により、イオンペイのコード決済残高とWAONタッチ決済残高を相互に移行できるようになりました。この機能を使えば、どちらの決済方式でも柔軟に残高を利用できます。
残高移行の手順
- iAEONアプリまたはイオンウォレットアプリを開く
- 移行先の決済画面を表示
- 「チャージ」ボタンをタップ
- 「残高移行」を選択
- 移行したい金額を入力して完了
イオンペイとWAONの使える店舗・加盟店の比較
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イオンペイが使えるお店
イオンペイのコード決済は、2025年11月現在、以下のような店舗で利用できます。
スーパー・ショッピングモール
- イオン、イオンスタイル、イオンモール
- マックスバリュ、まいばすけっと
- イオンスーパーセンター
コンビニ
- ミニストップ
- ローソン(2025年5月から対応)
- ファミリーマート(一部店舗)
飲食店
- すき家、なか卯、はま寿司
- ガスト、バーミヤン、ジョナサン(すかいらーくグループ)
- かっぱ寿司、牛角
- くら寿司、ほっかほっか亭
ドラッグストア
- ウエルシア、ハックドラッグ(2025年6月から対応)
- ツルハドラッグ
家電量販店
- ヤマダ電機、エディオン
- マツヤデンキ、100満ボルト
WAONが使えるお店
WAONのタッチ決済は、全国約100万か所以上で利用できます。イオングループはもちろん、以下のような幅広い店舗で使用可能です。
主なWAON加盟店
- イオングループ全店舗
- ファミリーマート、ミニストップ
- 吉野家、マクドナルド、ケンタッキー
- ビックカメラ、コジマ、ソフマップ
- ツルハドラッグ、ウエルシア
- イトーヨーカドー(一部店舗)
加盟店数の比較
加盟店数では、長年の実績があるWAONが圧倒的に多く、約100万か所以上で利用可能です。一方、イオンペイは後発のサービスですが、2025年に入ってローソンやウエルシアなど大手チェーンが続々と加盟し、急速に利用範囲を拡大しています。
イオンペイとWAONのメリット・デメリット徹底比較
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イオンペイのメリット
- スマホだけで完結、カード不要
- 銀行口座から直接チャージ可能
- 毎月10日の「ありが10デー」で10倍ポイント(5.0%還元)
- 送金機能が使える
- クーポンやキャンペーンと連携しやすい
イオンペイのデメリット
- 通信環境が必要(オフラインでは使えない)
- 決済速度がやや遅い
- 加盟店数がWAONより少ない
- スマホの充電が切れると使えない
- ポイント二重取りができない
WAONのメリット
- 決済速度が非常に速い(瞬時に完了)
- オフラインでも使える
- 加盟店数が圧倒的に多い(約100万か所)
- オートチャージで最大1.5%還元
- カード型とスマホアプリの両方が選べる
- Apple PayやGoogle Payにも対応
WAONのデメリット
- 最大還元率1.5%を得るにはイオンカードセレクトが必須
- 会員登録をしないとイオン系列店でも還元率0.5%
- カード型の場合、紛失リスクがある
- 「ありが10デー」のポイント倍率がイオンペイより低い
イオンペイとWAONは結局どっちがお得?使い分けガイド
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イオンペイがおすすめな人
- 毎月10日にイオン系列店でまとめ買いする人
- スマホだけで完結させたい人
- 銀行口座から直接チャージしたい人
- 送金機能を使いたい人
- アプリでクーポンやキャンペーン情報をチェックしたい人
WAONがおすすめな人
- イオンカードセレクトを持っている人
- 決済速度を重視する人
- 幅広い店舗で使いたい人
- オフラインでも使いたい人
- 日常的に1.5%還元を享受したい人
両方を使い分けるのが最強
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実は、イオンペイとWAONを状況に応じて使い分けるのが最もお得です。2025年6月の統合により、1つのアプリで両方が使えるようになったため、切り替えも簡単になりました。
最強の使い分け戦略
- 毎月10日の「ありが10デー」:イオンペイのコード決済で5.0%還元
- イオン系列店での普段の買い物:WAONタッチ決済(オートチャージ)で1.5%還元
- イオン系列以外の店舗:どちらでも可(加盟店により選択)
- 毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」:どちらでも5%OFF
イオンペイとWAONのよくある質問(FAQ)
イオンペイとWAONは併用できますか?
はい、併用できます。2025年6月の統合により、1つのアプリでコード決済(イオンペイ)とタッチ決済(WAON)の両方が使えるようになりました。残高の相互移行も可能です。
ポイント二重取りはできますか?
いいえ、イオンペイとWAONでポイント二重取りはできません。WAON POINTカードを提示してから、イオンペイやWAONで支払っても、ポイントは付与されません。
イオンカードを持っていないと損ですか?
イオンカードセレクトがあれば、WAONへのオートチャージで0.5%のポイントが貯まり、合計1.5%還元が実現します。イオン系列店を頻繁に利用するなら、イオンカードセレクトの作成を検討する価値があります。
Apple PayやGoogle PayでもWAONは使えますか?
はい、Apple PayやGoogle Payに対応しています。iPhoneやAndroidスマホでWAONを追加すれば、タッチ決済が利用できます。
残高に有効期限はありますか?
イオンペイのコード決済残高、WAONタッチ決済残高ともに、有効期限はありません。ただし、WAON POINTには獲得から最大2年間の有効期限があります。
チャージの上限金額はいくらですか?
イオンペイ、WAONともに、保有残高の上限は50,000円です。1回のチャージ上限は、クレジットカードからのチャージが50,000円、現金チャージが49,000円となっています。
まとめ:最適な選択でお得に買い物しよう
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イオンペイとWAONは、2025年6月の統合により、1つのアプリで両方が使えるようになりました。基本還元率はどちらも0.5%~1.0%ですが、使い方次第で還元率を最大化できます。
押さえておくべきポイント
- 毎月10日の「ありが10デー」はイオンペイのコード決済で5.0%還元
- イオン系列店での普段の買い物はWAONタッチ決済(オートチャージ)で1.5%還元
- 加盟店数はWAONの方が圧倒的に多い
- 決済速度はWAONタッチの方が速い
- 1つのアプリで両方使えるので、シーンに応じて使い分けるのが最強
あなたのライフスタイルやイオン系列店の利用頻度に合わせて、最適な決済方法を選びましょう。統合により使い分けが簡単になったので、両方を活用してお得に買い物を楽しんでください。