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雑記

[書評]「新しい文章力の教室」の要約とレビュー~ナタリー式文章の書き方が学べる本

2019年2月1日

こんにちは、専業アフィリエイターの孔雀です。

この記事では、先日読み終えた「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」という本の書評を書いてみたいと思います。

ちなみにこの本は、月3,000以上の記事を配信しているニュースサイト「ナタリー」(https://natalie.mu/)の新任研修で教えられている文章講座「唐木ゼミ」の講師・唐木元さんによって書かれた本です。

記事を書くスピードが求められるニュースサイトということで、ナタリーのライターさんは1日15本くらいの記事を普通に書けるようになるそうです。

驚きですよね。

そんな、ナタリーのライターさんは、どんなことを意識して文章を書いているのか?その答えを知りたくてこの本を手にしてみました。

今回は、私がこの本を読む前に感じたことと、実際に読み終えた後に何を思ったのかなどを語っていきたいと思います。

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「新しい文章力の教室」を購入したいと思った理由

私がこの本に期待したことは、以下の3つでした。

購入のキッカケ
  • ニュースサイト「ナタリー」の新任研修で教えている文章の書き方が学べそう
  • WEBに特化した文章ノウハウが身に付きそう
  • 1日15記事分の文章を素早く書けるノウハウが学べそう

要は、人に読まれる記事をスピーディーに書き上げる術を知りたかったわけです。

しかも、私はWEBに特化した文章を書く目的のほうが強く、小説で書かれているようなきれいな文章力や、企画書のような小難しい文章の書き方は求めていません。

いかにわかりやすく読みやすいブログ記事を素早く書き上げられるかが、今の私が求める情報です。

だから、もしかしたらその答えが見つかるのかもしれないと思い、私はこの本を購入したわけです。

「新しい文章力の教室」を読む前の期待感と実際に読み終えた後の感想

それでは、私がこの本を読む前に期待していたことと、実際に読んでみた後にどう感じたか、などのギャップを書いていきたいと思います。

ニュースサイト「ナタリー」の新任研修で教えている文章の書き方が学べそう

この本は、今まで文章をあまり書いてこなかったような人が正しい日本語で文章を書くための入門書、という印象を私は受けました。

この本の構成は全部で5章あり、私の解釈でまとめると以下のような感じになっています。

私の解釈でまとめた、この本の構成と要約
  • 1章:記事を書く前の構成作り
  • 2章:推敲
  • 3章~4章:正しい文法の知識とテクニック
  • 5章:完読されるための文章テクニック

ナタリーの新入社員向けのトレーニングということもあり、これからライターとして仕事をする上で重要になってくる、正しい文法の基礎知識やノウハウがぎっしりと詰まっています。

例えば、私がこの本を読んでみて印象に残ったものを挙げると、以下のようなものがあります。

  • 句読点を打つ場所
  • 「の」の連続使用
  • 主語と述語のつなぎ
  • キーワードの重複
  • 名詞と形容詞の係り受け
  • 受動と能動の違い

毎日のように文章を読んだり書いたりしている私でも、「結構間違った文章の書き方をしてるなあ」という気付きが多々ありました。

実際に、本ではもっとたくさんの文法の基礎知識やノウハウが、例文を絡めて細かく紹介されています。

だから、文章を書き慣れた人や、そこそこ日本語を勉強してきたような人が読んでも、今まで気付かなかった新しい発見があるかもしれません。

WEBに特化した文章ノウハウが身に付きそう

ニュースサイト「ナタリー」のライター向けに書かれた本なので、間違いなくWEBに特化した文章を軸に展開されています。

しかも文章を載せる媒体がニュースサイトということもあり、書く内容は「主観ではなく客観」「思いではなく事実」をブラさないように解説しています。

だから、自分の意見や思いを述べる感想文やレビューなどの書き方には当てはまらない部分はあると思います。

しかし私は、どんな文章を書くにしても客観視できていない文章は、ただのひとりよがりな日記で終わってしまうと思っています。

日記なら、わざわざネット上にアップする必要はありませんね。

だから、「主観ではなく客観」という考え方はすごく共感できます。

この本の174ページ「レッスン65-主観の押しつけは読者を白けさせる」という部分で、以下のような文章があります。

感動を伝えたいときは、・・・(省略)・・・自分の感動を表現するのではなく、読者が感動を読み取れるように書くべきです。盛り上がるのは書き手ではなく読者の仕事だと認識してください。

まさにこれが客観視して文章を書くということですね。

ブログ記事にしても、ネット上にアップしている時点で読者に読んでもらうことが目的なわけで、そこを意識できない文章なら書く意味がないと思っています。

この本では、そういったWEBに特化した文章の書き方や心構えも同時に学べました。

1日15記事分の文章を書くスピード力の謎がわかるかもしれない

記事を書くスピードを上げる方法については、第1章「書く前に準備する」の部分で語られています。

要は、「何も考えずに書き始めずに、しっかりと構想を練ってから書き始める」ということです。

特に裏技的に速く書ける方法が書かれているわけではなく、ごくごく当たり前のことが書かれています。

しかし、しっかりと構成を考えてから文章を書き始めるというのは、とても重要なことだと思います。

これは、文章を書くスピードを上げるだけでなく、記事全体のブレをなくす効果もあります。

構成の作り方は人それぞれだと思いますが、この本では「構造シート」という名前で記事構成の作り方が紹介されています。

普段から私も記事を書く前に”見出し”というものをを作ってから書き始めますが、ナタリー式では「こんな組み立て方をするのか?」という新しい発見があって、読んでいて面白かったです。

ニュースサイトに載せる記事構成の作り方に興味がある方は、読んでみるといいと思います。

まとめ

今回は、私が「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」を読む前に感じたことと、実際に読み終えた後に何を思ったのかなどを書いてみました。

この本は、これまで文章をあまり書いてこなかったような人が、正しい日本語で文章を書くための入門書のようなものでした。

しかし、ナタリー式の記事構成の考え方や、推敲の仕方、文章を完読させるためのテクニックなどが細かく紹介されているので、ある程度文章の書き方を理解している人でも学べるところは多いと思います。

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  • この記事を書いた人

孔雀

2004年にアフィリ業界に参入。 2017年から脱サラし、専業アフィリエイターに転職。 ほぼ独学でSEO、マーケティングを学び、2018年6月にアフィリエイトのみで月収50万円を達成。 誰にも縛られない自由な生活を求めて日々精進中。 最終目標は、何もせずに収入が入ってくる不労所得を作り出すこと。

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